パソラーです

https://twitter.com/pasora

コミュニケーション能力

自分はコミュニケーション能力が低くないほうだと思っている。

が、しばらく人と会話をした後に「コミュニケーションに疲れた」と思うことが最近頻繁にある。 しかもそれは相手が親しいほどにそう思う傾向がある。

相手の話が何割か抜け落ち、おかげで自分の返答にムラが生じることが自分でもわかる。 せっかく会話をしたのに相手に向き合えなかったことに対して少し嫌になる。

親しいとは言い切れない(≒仕事上の)人との会話では恐らく自分が気を張っているのでほぼ全て話を聞いてだいたいマトモに返答している。 しかも会社では時々(得意ではない)英語でのコミュニケーションが求められるので尚更気を張っている。 そのせいで「疲れた」のなら納得であるが、気を張ったコミュニケーションの後に「疲れた」と思うことは稀で、本当にそうなのかは自信がない。

"親しい"と"気を使わなくていい"に相関が見えるので、それはそれで良いのかもしれないが、やはり困る。

「能力」というくらいなのだから疲れることもあるのだろう。

ただ知りたいのは、体力なら飯食って風呂入って寝ればだいたい回復するがこの力は一体どうやったら回復するのだろうか。

Ubuntu 16.04 + Apple Magic Keyboard (JIS)

背景

Apple Magic Keyboard を買ったら JIS 配列だった。
元々 US 配列のキーボードだったので設定がごちゃごちゃになっていた。

目標

  • Ctrl + Space で直接入力とローマ字入力の切り替えがしたい
  • JIS 配列にちゃんと対応させたい

やったこ

f:id:pasora1115:20171018230854j:plain
fcitx から iBus に変える
これはググれば出てくる

f:id:pasora1115:20171018233256j:plain
入力ソースの順番をこうする
ただ最初は delete キーの左が使えなくて、日本語(Macintosh)にしたら強制かな入力になり、 画像のとおりに戻したらなぜかうまくいったので何度か試すのがいいかもしれない。

結論

  • とりあえずできた
  • fcitx とは何だったのか(17.04からデフォルトが iBus に戻るらしいですね)
  • fn キーが効かない、調べたけどわからない
  • 会社では US 配列で Mac は JIS(Macintosh) で Ubuntu は JIS(似非Macintosh) なのでどの環境でも打てるように訓練されることになった(あほらしい)

初めて献血に行った話

久々の投稿にこれでいいのかとは思ったが。

結論

動機

自転車屋にブレーキを換えてもらったりなんだりするのに2時間かかると言われ、
近くの広場に献血バスが停まっていたので。

手続き

まず「献血カードはお持ちですか」と聞かれる。
よほど新規の人が来ないのだろうか。当然持っていない。
「えーと、初めてです」と言うと紙に住所氏名生年月日などなどを書かされ、
タブレット端末で動画を見て質問に答えるように指示される。

採血量 400ml をお願いされたので従った。

前準備

血液型を聞かれ、すこし採血される。
血の濃さと血液型を調べていたが、調べるなら聞かなくて良い気がする。
その後は血圧と脈拍数を計る。
ちなみに血を採るにも血圧を計るにも名前と生年月日を言わされる。
人命がかかっているのを感じる。

採血

500ml のスポーツドリンクを渡され、飲むように言われる。
バスに乗る前に喉がかわいていたため炭酸飲料 500ml を飲んでいたので苦行だった。

ゴムバンドで腕を縛られ、さきほどより太い針が挿される。
手を強めに握っていてくれと言われるのだが、縛るゴムがきつすぎて力が入らない。無理な話だ。

始まってしまえばあとは終わるのを待つだけだ。FM ヨコハマを聞くくらいしかすることがない。

異変

半分を過ぎたと言われてしばらくしたあたりで突然気分が悪くなってきた。
吐き気を伴うやつだ。しかもどんどん強まっていく。
係員に「大丈夫ですか」と聞かれたので (聞かれたということは顔に出ていたのだろうか)
「ちょっと気持ち悪いです」と答えたらすぐに針を抜かれ、ベッドが動いて頭を下にされた。

記憶がない

記憶がないので書けない。

意識の戻り

段々ラジオが耳に入るようになった。といっても内容は頭には入らないのだが。
しばらくすると目が動くようになる。
またしばらくして手が動くようになるとだいたい回復してきた感じがある。
腕時計を見たら10分くらい経っていた。

回復

それから係員(1人増えてる)が何度も血圧を計っては紙に記録していた。
覗き見したところ、献血前は上128下96だったものが発生時には上90下71とある。
そして紙には VVR と書いてあった。
後で調べたら「血管迷走神経反射」らしい。そこら辺は説明してほしかった。
結局完全に動けるようになるまでまた10分くらいかかった。

終了

終わりにスポーツドリンクをもう1本渡され、飲むように言われた。苦行は続く。
ちょうど自転車の受け取り時間になっていたが、
乗れる気が全くしなかったので近くのベンチで座ってまた休んだ。

感想

まさか他人の健康のためにここまで自分の健康を脅かすことになろうとは思わなかった。
1度献血するとしばらく(3ヶ月くらい)は行けないのだが、しばらく(長い間)行かないでしょう。
行くとしても 200ml にして自転車では行くべきでないと学んだ。

macOS Sierra をクリーンインストールする(必要な空き容量が足りなかった)

必要なもの

日頃の善い行いTime Machine によるバックアップ
落ち着いた精神
時間

はじめに

macOS Sierra をインストールしようと思い
App Store からダウンロードしてインストーラを実行すると、しばらくして

コンピュータにmacOSをインストールできませんでした。  
Macintosh HDにはインストールに必要な空き領域がありません  
インストーラを終了してコンピュータを再起動してからやり直してください。

なんとここで再起動するとインストーラが実行されて同じメッセージが出ます。割と焦ります。
ただインストーラを無限ループさせるだけのマシンが誕生しました。おめでとうございます。
幸いにも私は Bootcamp で Windows を入れていたので 最悪 Windows マシンとして活用できそうです。
この Windows がなければインストールできたかもしれませんが。

試行錯誤

インストールできませんでした画面の上部、「ユーティリティ」を押すと「ターミナル」の文字が。
ターミナルで要らないファイルをどんどん消せばいいのではという考えが生まれます。

諦めました。面倒すぎる。

クリーンインストールでいいやと思い Google で調べてみると(Windows ありがとう)、
だいたい1度アップデートしてから初期化する手順で、この状態の私には無理な話です。
ということで現状から USB メモリをインストールディスクにできないかと思いました。

インストールディスク作成

まずは USB メモリの準備。
ディスクユーティリティが使えるのでそれでやります。
適当な名前をつけて Mac OS Extended(Journaled) でフォーマットします。

続いて起動ディスク作成はインストーラ内の
createinstallmedia コマンドでできるとのこと。
インストーラを探すと、/ 直下に Install\ MacOS\ Sierra.app がいます。
ターミナル起動時のディレクトリがルートフォルダではないので cd / すればよいです。

と、ここで調べたものに倣って --applicationpath /Install\ MacOS\ Sierra.app
にするとうまくいきません。理由は知りません。
そこでこのインストーラEl Capitan でダウンロードしたのでどこかにあるはずだと思い探しました。
以下のコマンドを実行しましょう。ちょっと時間かかります。

/Install\ MacOS\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volume/{USB メモリの名前} --applicationpath /Volumes/Macintosh\ HD/Application/Install\ MacOS\ Sierra.app --nointeraction

割とすぐ見つかって助かりました。USB メモリがインストールディスクになります。

Macintosh HD 初期化

ターミナルを終了するとさきほどの画面に戻るので、「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ」を。
ディスク(パーティション)を消去しましょう。
ちょっとためらいましたがもうしょうがないですね。

再起動

ただ再起動させるとリカバリ領域から立ち上がり、
OS X をインストールしなさいみたいな感じになってちょっとイラッとするので
落ち着いて起動時に alt(option) キーをちゃんと押しましょう。
Install macOS Sierra という名の希望の光ディスクが見えます。選びましょう。

インストール

あとは規約に同意するなりしてインストールするだけです。
さすがにクリーンインストールするだけあって早いです。10分ちょいで終わります。

途中でこうなるので Time Machine に使用していた HDD を接続しましょう。復元できます。
iTunes をアップデートしろという謎プロセスが割り込みますが気にせず指示に従いましょう。
さすがにここは時間がかかります。のんびり待ちます。

おわりに

バックアップは大事です。
まだ一般に公開されたばかりで情報が少ないのでお役に立てれば幸いです。
空き領域が足りないなら先に言って欲しいですが、
macOS - Apple サポート 公式サイト
ここに空き領域が 8.8GB 必要と書いてありますね。ちゃんと調べない自分が悪いですね。

Linrad をいれる

www.rtl-sdr.com

ダウンロードとインストール

$ cd
$ mkdir linrad
$ cd linrad/
$ wget http://www.sm5bsz.com/linuxdsp/archive/lir04-10.tbz
$ tar xvfj lir04-10.tbz
$ cd linrad-04.10/
$ sudo ./configure
$ make xlinrad # 32bit アーキテクチャ、X11 用に動作
# 今後のために ALSA 環境を入れておきます(もしかしたら libasound2 と libasound2-dev だけでいいかもしれない)
$ sudo aptitude install alsa-base alsa-utils alsa-oss alsa-source alsamixergui alsaplayer-gtk alsaplayer alsaplayer-oss snd-gtk-alsa libasound2 libasound2-dev

起動

$ ./xlinrad # ~/linrad/linrad-04.10/の下です

初回起動のメッセージが出てきます。
わからないので N にしました。いろいろ聞かれながら初期設定します。

  1. ウィンドウサイズをどうするか
    ・Y -> ピクセルで指定
    ・N -> 画面領域に対するパーセンテージで指定
    どっちでもいいとおもいます。
    指定した後、そのサイズでウィンドウが立ち上がるので、良さそうなら W を入力しましょう。
    (ここで変えたいときはどうするのかわかりません、私は横70%縦90%にしました)
    設定できるパラメータ一覧的なものがズラッと出てきます。エンターキーを押しましょう。

  2. サウンドシステムをどうするか ALSAOSS どっちにするか聞かれます。
    さっき ALSA を入れたので堂々と 0 を押します。

  3. 入力に関する設定
    A を押します。デバイスは HRTL2832 USB dongle にします。

  4. サンプリング周波数をどうするか
  5. 入力モードをどうするか
    ダイレクトサンプリングする場合は 1 または 2 にします。今回は 0 にしました。
  6. ゲインをどうするか
    自動(0)にしました
  7. xtal error in ppb
    わかりません

  8. 出力に関する設定
    B を押します。

  9. 出力方式に関する設定
    Y を押します。
  10. サウンドカード選択
    適宜選びます。

入出力の設定が良ければ X を押します。
メインメニューで保存しろと言われるのでその通り W を押しましょう。

あとは動かすだけです。

NOTE

ESC = terminate Linrad
X = Skip whatever process you are in and get one level upwards in Linrads menu tree.
G = Make a .gif file with a screen dump of your current screen.

Raspberry Pi で RTL2832U と他の USB 機器を同時に使う

使用したもの

なにをしてたか

RTL2832U のドングルが届いたのでセットアップしてました

$ sudo aptitude install autoconf libtool cmake

libusb のインストール

$ wget  http://sourceforge.net/projects/libusb/files/libusb-1.0/libusb-1.0.9/libusb-1.0.9.tar.bz2
$ tar xfj libusb-1.0.9.tar.bz2
$ cd libusb-1.0.9
$ ./configure
$ make
$ sudo make install

rtl-sdr のインストール
sudo aptitude install rtl-sdr だけでいけます
↓めんどいし要らないじゃん(なぜやった)

$ cd
$ mkdir sdr #ディレクトリ名はなんでもいいです
$ cd sdr
$ git clone git://git.osmocom.org/rtl-sdr.git
$ cd rtl-sdr
$ mkdir build
$ cd build
$ cmake ../
$ make
$ sudo make install
$ sudo make install-udev-rules
$ sudo ldconfig

ここらで再起動しましょう

詰まったとこ

$ rtl_test
Found 1 device(s):
  0:  Realtek, RTL2838UHIDIR, SN: 00000001

Using device 0: Generic RTL2832U OEM

Kernel driver is active, or device is claimed by second instance of librtlsdr.
In the first case, please either detach or blacklist the kernel module
(dvd_usb_url28xxu), or enable automatic detaching at compile time.

usb_claim_interface error -6
Failed to open rtlsdr device #0.

どうやら RTL2832U デバイスと同時に別の USB デバイスを使うと起こるらしい
実際 USB のマウスとキーボードを使っていました

対処法

エラーメッセージの言う通りにデバイスをブラックリストとやらに入れます
/etc/modprobe.d/raspi-blacklist.conf

blacklist dvb_usb_rtl28xxu  

の1行を入力して再起動しましょう
もちろん sudoers でないとだめです

結果

rtl_test してエラーが出ることもなくなりました
rtl_fm -f 84.7M - | aplay -r 24k -f S16_LE -t raw -c 1 したりすると FM 横浜が流れます、雑音ばっかりですけど

参考

GNU RadioによるRaspberry Pi 2のテストドライブ » DesignSpark
他のUSBデバイスがいるとrtlsdrがエラーになっちゃう件 - Qiita


情報の受け流しに近いですけど「最近こうやった人がいる」というのも
割といろんな方々の励みになるかとと思います

対処法として今回デバイスをブラックリストに入れましたが、
デバイスドライバごと消しちまうっていう方もいました
方法はいろいろありそうです

第一志望

この漢字4文字で、目前の視界に実体のない夢やら希望やら未来が透けて見えるのは幾度あるかないかの受験と就職活動のときのみだろう。

 
 
先日就職活動が終わった。
 
そもそも大学受験で「第一志望」を2度受けた末、高校時代に予想もしなかったところに通っている私は、同級生たちとの1年の差を埋めるぞという気合いを胸に大学生活を過ごしてきた。
この焦りなのか負け惜しみなのかもわからない虚勢と、周りの大人から自分に向けられた期待と、自分のイメージを保つための世間体から作り出された「第一志望」は、結局その姿形を感じることなく融けるように消えた。
落ちたときのショックは相当なものだった。なにせ2, 3年前からこの会社に入るぞと周囲に公言していたほどである。しかし多めの大学受験のせいか、表向きは思ったほど落ち込んでいない。 
 
一番つらいのは周りの大人の期待だ。多くの人たちを裏切ってしまったような気さえしてくる。
 
ただこれは、裏切ったことによって自分が嫌われるのが恐いのだ。無能だと思われるのが恐いのだ。落ちて平静を装っているのは、強い自分を演じているだけだ。結局は最初から最後まで世間体を守るためにしていることに過ぎない。本当はなにも考えずに誰もいないような所に行きたいし、なりふり構わず泣きたいくらいだ。
 
第一志望が進路になるのがよいのかどうかはここではどうでもいい。第一志望じゃなくても結果が良ければいいじゃないかなんてここではどうでもいい。
 
二度とこの4文字に胸を躍らせることのなくなったであろう今、いろんな祈りとか不安とか期待とかをかき混ぜながら、残る学生生活を想う。