パソラーです

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初めて献血に行った話

久々の投稿にこれでいいのかとは思ったが。

結論

動機

自転車屋にブレーキを換えてもらったりなんだりするのに2時間かかると言われ、
近くの広場に献血バスが停まっていたので。

手続き

まず「献血カードはお持ちですか」と聞かれる。
よほど新規の人が来ないのだろうか。当然持っていない。
「えーと、初めてです」と言うと紙に住所氏名生年月日などなどを書かされ、
タブレット端末で動画を見て質問に答えるように指示される。

採血量 400ml をお願いされたので従った。

前準備

血液型を聞かれ、すこし採血される。
血の濃さと血液型を調べていたが、調べるなら聞かなくて良い気がする。
その後は血圧と脈拍数を計る。
ちなみに血を採るにも血圧を計るにも名前と生年月日を言わされる。
人命がかかっているのを感じる。

採血

500ml のスポーツドリンクを渡され、飲むように言われる。
バスに乗る前に喉がかわいていたため炭酸飲料 500ml を飲んでいたので苦行だった。

ゴムバンドで腕を縛られ、さきほどより太い針が挿される。
手を強めに握っていてくれと言われるのだが、縛るゴムがきつすぎて力が入らない。無理な話だ。

始まってしまえばあとは終わるのを待つだけだ。FM ヨコハマを聞くくらいしかすることがない。

異変

半分を過ぎたと言われてしばらくしたあたりで突然気分が悪くなってきた。
吐き気を伴うやつだ。しかもどんどん強まっていく。
係員に「大丈夫ですか」と聞かれたので (聞かれたということは顔に出ていたのだろうか)
「ちょっと気持ち悪いです」と答えたらすぐに針を抜かれ、ベッドが動いて頭を下にされた。

記憶がない

記憶がないので書けない。

意識の戻り

段々ラジオが耳に入るようになった。といっても内容は頭には入らないのだが。
しばらくすると目が動くようになる。
またしばらくして手が動くようになるとだいたい回復してきた感じがある。
腕時計を見たら10分くらい経っていた。

回復

それから係員(1人増えてる)が何度も血圧を計っては紙に記録していた。
覗き見したところ、献血前は上128下96だったものが発生時には上90下71とある。
そして紙には VVR と書いてあった。
後で調べたら「血管迷走神経反射」らしい。そこら辺は説明してほしかった。
結局完全に動けるようになるまでまた10分くらいかかった。

終了

終わりにスポーツドリンクをもう1本渡され、飲むように言われた。苦行は続く。
ちょうど自転車の受け取り時間になっていたが、
乗れる気が全くしなかったので近くのベンチで座ってまた休んだ。

感想

まさか他人の健康のためにここまで自分の健康を脅かすことになろうとは思わなかった。
1度献血するとしばらく(3ヶ月くらい)は行けないのだが、しばらく(長い間)行かないでしょう。
行くとしても 200ml にして自転車では行くべきでないと学んだ。